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春日部で起業体験「Startup weekend」 コーチなどに市内外のキーパーソン迎え

第1回の様子

第1回の様子

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 起業に必要な知識や技術が学べる「Startup weekend(スタートアップウィークエンド)」が春日部商工会議所(粕壁東2)で12月20日~22日に開かれる。

参加者は、交流しながらアイデア出しなどを行う

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 世界150カ国で開かれている「Startup weekend」。週末の54時間を使い、専門家のアドバイスなども聞きながらアイデアを形にしていく。市内の学習塾「PARARIA(パラリア)」の浅見貴則社長が「以前東京でのイベントに参加し有意義だった。春日部でもこの企画をしたら面白いのでは」と5月に行い、今回で2回目。

 参加者のコーチングやジャッジをするのは、市内外で活躍する5人。コーチには、保育園やデイサービス、飲食事業を行う「graingrain」の鈴木美緒社長、ボディ-メーク事業を行う「ロハススクエア」の藤井浩二社長。

 ジャッジには、茶の販売や飲食店を手掛ける「おつづみ園」の尾堤宏社長、飲食などの独立起業支援事業を行う「シークエンスアローズ」の松尾祐輔社長、ネットワークエンターテインメントコンテンツ及びシステム企画などを手掛ける「ドワンゴの教育事業本部 サービス開発部の下村 大樹部長を迎える。

 「1回目の参加者は、大学生と社会人が半々だった。どのチームも本気で、でも楽しそうに参加していて、最終プレゼン後の参加者の爽快感のある顔が印象的だった。独特のスピード感と、一つのことに2日半夢中になる体験はなかなかないと思う」と浅見さんは振り返る。

 「今回は特に主婦層やシニア層の方に参加、または見学に来てほしい。主婦層やシニア層の方のアイデアでスタートアップする事例は比較的少ないが、面白いアイデアが出やすいと考えているし、多様性も高まると思う。春日部にいるパワフルな主婦の方、シニア層の方がもっと目立つことで春日部が活性化すると思う」とも。

 参加費は、一般=9,800円、学生=5,000円、18歳以下の中高生=3,000円(以上3日間7食分の飲食費込み)、最終日22日の見学=3,500円。

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