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春日部で「集まらない」イベント「桜咲くかすかべ」 まちをショッピングモールに見立て

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 特定の場所でマルシェを行う代わりにまちや家を会場と見立て、SNSへの写真投稿募集や動画配信、サイトで参加店の商品紹介などオンラインメインで行うイベント「桜咲くかすかべ」が3月1日、始まった。

過去開催の様子

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 2018(平成30)年3月に春日部市内の公園橋上で始まり、桜をテーマにオブジェの配置、飲食店の出店や音楽の生演奏などから成るイベント。主催のまちなかツナガルプロジェクトの代表のナオナさんは「昨年は、緊急事態宣言の発出があったため、マルシェは中止したが、写真をSNSに投稿してもらい、ネット上で桜を咲かせるということを行い、300枚以上の投稿があった」と振り返る。

 今年もマルシェは行わないが、参加店がそれぞれの店舗などで桜をモチーフとした商品を販売し、イベントサイトで参加店と商品を紹介する。参加店は「天然酵母パン糀幸」「お菓子の工房あずき」「ネイルサロンアン」「Kasuka・Bee」「志村酒店」「I BAKE」「I CRAFT」「春日部休憩所」「came came 30」「S-terrasseエス・テラス」「トラットリアバル ソットテット」「Cafe「音と友に」」「T-BOX 造形教室」「green bucker」「Ami+」「ゴリラ自転車」「ささきさとみ」の計17店。

 桜や桜テーマの写真や動画に「#桜咲くかすかべ」と付けた投稿を、インスタグラムやフェイスブック、ツイッターで募集するほか、オンラインで楽しめるコンテンツや、市内で桜を楽しめるスポットの紹介も予定する。

 「マルシェ参加店ではなくても、個人の方でも企業でも、桜モチーフのものや、桜色のものなど桜にまつわるものがあれば、『#桜咲くかすかべ』と写真や動画で投稿していただければ、場所が特定できるものはサイト上のマップにまとめる。皆さんには、外出の際は感染症対策をしながら、桜にまつわる関連商品を販売する参加店に直接行くなどで楽しむことや、写真を投稿することでも楽しんでもらえたら」と話す。

 「コロナ禍でオンラインがベースの開催ではあるが、特定の会場で行わず、まちを大きなショッピングモールに見立てた。特定の会場で行わないことで、さらに多くの市民に参加していただき、楽しんでもらうことができたら。このイベントで地元の情報を知っていただき、イベント後も利用してもらえたら」と期待を込める。

 4月4日まで。

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