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越谷・ものづくり体験交流イベント「越谷技博」 今年は147講座

越谷技博2021メインビジュアル

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 伝統工芸品の職人や店舗経営者、一般市民らがそれぞれの手仕事・特技・趣味を生かした講座を開く「越谷技博(わざはく)」が、11月6日から越谷で開かれる。主催は越谷市観光協会、まちづくり越谷(越谷市越ヶ谷3)。

講座の1つ「香取神社で越谷だるま市 絵付け体験で大願成就」

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 昨年始まり、金曜・土曜・日曜を中心に越谷市内の店舗などを会場とし、さまざまな講座を開くイベント。まちづくり越谷代表の井橋潤さんは「昨年は37日間にわたり約50会場で、118講座が開かれ約1000人が参加した。新型コロナ禍でも、少人数など、やり方を工夫すればこのような催しができることが分かった。1人の参加者が2つ3つと講座を受けることも多く『市内を回遊できた』『近場で楽しめた』などの感想があった」と振り返る。

 「今年は市内の商店主や、越谷市を代表するような伝統工芸の職人も多く講座を開くことになったり、講座内容が進化したりしていて、内容がバラエティーに富んでいる」と井橋さん。越谷総合技術高校生がみそ造りを教える「自家製味噌(みそ)作り」、「千鳥うちわ工芸教室」、「ハワイを感じて クリスマス生花レイ作り」などをはじめ147講座を開く。10月14日に講座の申し込みを開始したところ、すでに500件ほど申し込みがあるという。

 井橋さんは「このイベントをきっかけに、商店主さん自身が、商品を売るだけではなく、どうしたらお客さんが楽しめるのか、来てくれるのかなどを考え、イベント以外でも、来客があるような店づくりにつながれば」と話す。「昨年、200~300人の参加者は市外からの来場だったことから、このイベントを観光資源の一つとして位置付けることができたら」とも。

 「越谷技博」のホームページで申し込みを受け付ける。講座により日時、受講料、参加条件が異なる。12月12日まで。

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