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「地下神殿」の柱を8色にライトアップ 首都圏外郭放水路がハロウィーン企画で

赤くライトアップされた「地下神殿」

赤くライトアップされた「地下神殿」

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 首都圏外郭放水路(春日部市上金崎)が10月24日、初のハロウィーン企画でライトアップを行った。

青色のライトアップ

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 首都圏外郭放水路は、中川・倉松川・大落古利根川などの増水した水を江戸川に流し、洪水を防ぐ防災施設。立坑から洪水を取り込み、水の勢いを弱めてスムーズに江戸川へ流す役目の調圧水槽には、1本500トンの巨大柱が59本あり、神殿のように見えることから通称「地下神殿」と呼ばれている。

 2018(平成30)年8月、防災施設としては日本で初めて、民間会社の東武トップツアーズが見学会を開始。新たな施設の公開、市民に活躍の場を提供するなどの地域活性に向けた取り組みや、施設の観光化に力を入れ、さまざまな見学会を開いている。

 見学会の魅力を高める取り組みの一つとして「ハロウィーン特別企画 地下神殿コース」を今回初めて企画。地下神殿の柱数本をライトアップした。色はピンク・赤紫・赤・緑・青・水色・黄・オレンジの8色。

 地下神殿コンシェルジュの加賀谷こずえさんは「参加者の方からは『きれいな写真が撮れた』『年賀状に使いたい』などの感想があった。いろいろな調圧水槽の魅力を見ていただけたら」と話す。

 「ハロウィーン特別企画 地下神殿コース」は10月31日の15時~・16時~にも行う。参加費は1人1,000円で、未就学児は不可。

※カラー照明について、設置者(国土交通省 江戸川河川事務所)が機器の制御設定を詳細に調査したところ、7色ではなく8色だと判明したため、オレンジ色を追記し、8色に修正しました。

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