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春日部にラーメン「パリ橋」2号店 ローストビーフなども看板メニューに

手書き看板と店主の高橋明(めい)さん

手書き看板と店主の高橋明(めい)さん

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 幸手に店を構えるラーメン店「パリ橋(はし)」が12月19日、春日部に2号店「煮干ラーメンとローストビーフとステーキ パリ橋」(春日部市粕壁、TEL 070-4012-0365)をオープンした。

煮干しラーメン(青)

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 手書きの赤い看板が目を引く同店。高橋明(めい)さんは、パリ橋の創業者。店名の由来は、友人に付けられたあだ名。「パーリー(パーティー)ピーポーではなかったが、苗字と合わせ『パリ橋』と呼ばれていた。割と気に入っている」と、そのまま店名にした。

 以前は営業職だった高橋さん、休みはよく旅行に行っていた。ステーキや焼き肉などの肉料理が好きで、旅行先で見つけると必ず食べに入り、「おいしい肉を見つけたらどこの肉か調べ、肉の専門業者から肉を仕入れたりして食べた味を再現していた」と、肉料理を研究していた。

 ラーメンも独学。煮干しが得意ではない人でも食べてもらえるような味を提供しているが、「ラーメンを食べに来てもらい、肉もおいしいと思ってもらいたい」というほど、肉にこだわる。店で提供するのは、長期穀物肥育のアンガス牛など。「和牛などの脂の多い肉は、口の中が脂でコーティングされるので肉自体のうま味を感じにくい。赤身肉は肉本来のうま味を感じられる」と高橋さん。

 煮干しの味が強めの「煮干しラーメン(青)」、あっさり味の「煮干しラーメン(白)」共に600円。ガーリックバターソースがかかった「ローストビーフ丼(小)」は300円。ラーメンにのせているローストビーフは毎日作り、「USプライムハラミ丼」(500円)などのステーキは、「その日に入った良い肉を提供している」という。

 「春日部店は幸手店よりも広いうえ客席が多い。1人で作るので提供に時間がかかることがある。なるべく待たせないようにしたいが、できれば気長に待ってもらえたら」と呼び掛ける。

 外装にお金を掛けず、メニューの価格をできるだけ抑えたいと手書きした看板は、「常連客がきちんとした看板にしてくれると申し出てくれたので、きれいになるかもしれない」とのことだが、時期は未定。

営業時間は11時~15時、18時~23時。月曜定休。

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