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春日部の日本料理店「暖歩」がリニューアル 12周年見据えサービスも変更

季寄せ料理 暖歩外観

季寄せ料理 暖歩外観

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 春日部市の日本料理店「季寄せ料理 暖歩」(春日部市中央1、TEL 048‐872‐6400)が6月12日、リニューアルオープンした。

炭火で焼く魚

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 2010(平成22)年11月にオープンした、魚や野菜など旬の食材を使う日本料理を提供する同店。市場から仕入れる天然魚を使う「本日の天然鮮魚盛り合わせ」(1,650円)や「季節野菜のバーニャカウダ」(1,000円)が人気メニュー。

 オープン当初は掘りごたつ席40席を備え、椅子やテーブルをはじめ木目を基調にしていた。店主の関根満伸さんは「気軽に日本料理を楽しんでもらいたいということから、親しみやすい雰囲気の店内にしていた」と話す。

 老朽化による改装を行い、「掘りごたつ席よりも椅子がよい」という声もあったことから、カウンター以外は黒色のテーブル席にした。関根さんは「より日本料理店らしい、格式高いイメージにした」と話す。

 リニューアルを機にランチ営業をやめた。関根さんは「従業員の労働時間を減らして休日を増やすという働き方改革をしたかった。今年12周年を迎えるが、12年前とは時代が変わった。コロナ禍で飲食業界の変化が加速し、ものすごく多くの人が飲食業を離れた。労働環境を整えて、飲食業の魅力を伝えていきたい」と言う。

 同店の売りは、まき窯で炊くご飯や炭火で焼く魚料理。比較的ご飯が多く出ていた昼営業をやめたものの、ご飯のおいしさを伝えたいと考え、18時と20時の2回、炊きたてのご飯を提供するサービスを始めた。「茶わんに一口ほどの提供。まきの香りもほのかにする。電気やガスでは出せないおいしさがある」と関根さん。

 「日本料理を守り、お客さんに伝えていきたい」と力を込める。

 営業時間は16時~23時。月曜定休。

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