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春日部にうどん店新店 自作の小麦粉使う太麺のうどん

(左から)高林稜さん、店長の佐藤あゆみさん

(左から)高林稜さん、店長の佐藤あゆみさん

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 うどん店「カレーうどん幸陽」(春日部市八丁目)が7月24日、オープンする。

【写真】目玉商品の「カレーうどん」

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 カレーうどんをはじめとしたうどんや、かしわ天などの天ぷらを提供する店。店舗面積は160平方メートル。席数はテーブル=48席。

 総合土木業を手がける「幸陽」(西宝珠花)取締役の高林稜(高ははしごだか)さんが開く。高林さんは「耕作放棄地を畑に再生する事業をしていたが、担い手がいないため結局使われないこともあった。そのような土地で小麦や米や野菜を作り、持続可能な農業にしたい、地元の人に食べてもらいたいという思いから、うどん店の開業にたどり着いた」と話す。

 うどんは太麺で、自社で育てた春日部産小麦「あやひかり」の粉9割程度と、国産の強力粉を使って作る。「もちもち食感で、食べたら小麦の香りが感じられると」と高林さん。

 メニューは「カレーうどん」(850円、大盛り980円)、「釜玉塩バター」「冷ざるうどん」(以上650円、大盛り850円)など。トッピングは「かしわ天」「ちくわ天」「玉子天」(以上100円)、 「さつまいも天」「ピーマン天」(以上80円)などを用意する。豚汁(350円)やライス(200円)などのサイドメニューもある。9時までは朝うどんとして麺少なめの「ざる」「かけ」(500円)を提供する。

 高林さんは「自分たちにできるビジネスや人に喜んでもらうサービスの力で、農業の問題解消に貢献していきたい。店では、春日部音頭や春日部サンバなど市にまつわる曲を使うなど、地元のものを詰め込んだ。気軽に来てもらい、元気になって帰ってもらえるようなサービスを提供できたら」と力を込める。

 営業時間は6時~14時。水曜定休。

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