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春日部のそば店「善五郎」が新たな船出 日本料理出身の2代目が店主に

野辺尚吾さん

野辺尚吾さん

 そば店「そば処 善五郎」(春日部市銚子口、TEL 048-735-0909)を2代目・野辺尚吾さんが継ぎ、3月17日にオープンする。

【写真】メニューの「天せいろ」

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 そばや天ぷら、つまみ、酒などを提供する同店。店舗面積は35坪。席数は、カウンター=6席、テーブル席30席。

 1984(昭和59)年11月に野辺浩さんが開業。2023年8月、原因不明の火事により店が全焼。当日は家族で外出していたことから、けが人はいなかった。火事をきっかけに長男・尚吾さんが店を継ぐことを決意。

 尚吾さんは調理の専門学校を卒業後、料理人・道場六三郎さんが創業した日本料理店「懐食みちば」の銀座店(現・銀座ろくさん亭)や松戸の日本料理店「懐食みちば」で合わせて13年ほど働いていた。火事の後、働きながら店の再建を進めていた。

 店は同じ敷地内に新たに店を新築。和モダンをテーマに一枚板の看板やカウンターなど、木材を多用した。尚吾さんがカウンター越しに客と話したいという思いから、カウンターとキッチンの距離を近くし、間口を広くした。

 火事の中でも燃えずに残っていた、カエシを入れる陶器製のかめや、運よく店外にしまっていたため残った食器なども使う。

 メニューは、「天せいろ」(1,600円)、「旬天せいろ」(1,000円)、「せいろそば」「たぬきそば」(以上700円)、「天ぷらそば」(1,200円)、「天丼」(1,300円)、ローストしたカモを使う「鴨(かも)せいろ」(1,000円)などがある。ディナーはランチメニューのほか、つまみなどを提供。酒は日本酒をはじめ、ウイスキーや国産ワインなどをそろえる

 尚吾さんは「そばに関しては父に教えてもらいながら、父の味を引き継いでいきたい。火事の時も店を再建する時も、いろいろな人に助けてもらった。感謝の気持ちを胸に料理を提供していきたい」と力を込める。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~21時30分。月曜定休。

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