食べる 買う

越谷のケーキ店「ハベル」が移転増床 「誰かの家に遊びに来た」ような店に

(左から)藤田希美さん、佐藤千秋さん

(左から)藤田希美さん、佐藤千秋さん

  • 51

  •  

 越谷のケーキ店「haberu(ハベル)」(越谷市花田3、TEL 048-961-8663 )が9月1日、移転オープンした。

「いちごタルト」(関連画像)

[広告]

 2018(平成30)年11月、越谷市赤山町にオープンした焼き菓子やケーキを製造販売する同店。店主でパティシエの藤田希美さんと姉の佐藤千秋さんが運営し、「日常に花を添えられるケーキ屋さん」をコンセプトに掲げる。

  以前の店はキッチンが狭く生産が追いつかないことから移転を決めた。藤田さんは「以前の店は、温かいお客さまが多く、駅に近い立地だったものの、毎回14時ごろには完売してしまい、お客さまに届けられないことが多かった」と振り返る。新店舗の面積は約23平方メートルで、パティシエも2人増員予定。駐車場も用意する。

 人気商品は「季節のショートケーキ」(420円)。「ロワイヤル」(500円)、「2層のチーズケーキ」(480円)、「モンブラン」(560円)、「レモンとチョコチップのパウンド」(350円)、「ブールドネージュ」(480円)、「塩マドレーヌ」(250円)、「フィナンシェ」(240円)なども用意する。

 店名の由来は佐藤さんの長男・柊一朗さんが2、3歳から5歳まで「食べる」を「はべる」と言っていたことから。藤田さんは「私のケーキ作りの原点には、子どもが笑顔でケーキを食べているような瞬間が見かったというところがある。ケーキを持って行くといつもの笑顔で『はべる』と言ってくれていたのが印象に残っていた」と明かす。

 佐藤さんは「新店舗は『誰かのお家に遊びに来たような』イメージ。ほっとしてもらえる店にしていきたい。完売の時間も遅くできたら。地域のイベントに出店していきたい」と話す。

 来店を希望する人が多いことから、当分の間、入店用の整理券を店やインスタグラムで配布する。

 営業時間は12時~19時(売り切れ次第終了)。火曜・水曜定休(木曜はホールケーキの予約販売のみ)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース