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春日部の夢の森公園で市内の養蜂家が講師のイベント 「ミツバチの日」に

(左から)植村雄一さん、田中麻美さん

(左から)植村雄一さん、田中麻美さん

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 イベント「蜜ろうラップを作ろう」が「ミツバチの日」の3月8日、春日部夢の森公園(春日部市下大増新田、TEL 048-796-3787)で開かれる。

【関連画像】園内に設置したミツバチの巣箱

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 2021年10月に開園した県営公園。管理棟、活動広場、芝生広場、築山、駐車場から成る。緑が比較的少ない埼玉県都市部で人と自然、人と人の触れ合いの場を提供することをコンセプトとし、園内で植樹活動や野鳥や虫の観察会も開いている。

 同イベントは4月1日に発足する「養蜂部」のイベントの一つ。蜜ろうについて学び、蜜ろうラップも作る。講師は市内で養蜂を営む「Kasuka Bee(カスカビー)」代表の田中麻美さん。

 養蜂部は生き物や植物、養蜂に関心がある人向けに養蜂に関連する体験や学習を提供する。田中さんが顧問として講義や活動を引率する。同園チーフコーディネーター植村雄一さんは「当園は県民参加で作る公園。森づくり活動の一環として養蜂部の立ち上げを考えていたところ、田中さんとつながることができた」と話す。

 養蜂部の発足に当たり、園内にミツバチの巣箱を設置しミツバチが好む草花を植えるほか、管理棟には養蜂や養蜂部の活動を紹介するパネルを常設で展示する。養蜂部員の募集は定員に達したものの、一般参加できるイベントを今回含め年4回開く。

 田中さんは「これまで春日部で10年近く養蜂を続け、ミツバチが住みやすい環境をつくるために花を植えるなどの取り組みもしてきた。養蜂部の活動でより多くの人にミツバチについて知ってもらうことができる上、これまでよりも大きな活動ができるので楽しみにしている」と話す。

 一般参加、大人=2,000円、小学生以下=1,000円。同園の管理棟内にある申込書を提出するか、ウェブサイトで申し込む。

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