春日部経済新聞の2024年の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、春日部に県内初の「魔法のパスタ」がオープンしたことを伝えたニュースだった。
ランキングは、今年1月1日から12月12日までに配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 春日部に県内初の「魔法のパスタ」 石鍋で30種以上のパスタ提供(7/12)
2. 春日部駅西口、イトーヨーカドー閉店発表から1カ月 民間主導の再開発も(8/27)
3. 春日部の個人宅のバラ、今年も一般公開 世界観表現するアートも制作(4/30)
4. 春日部にスーパー新店「ラーテルマルサン」 越谷発スーパーの中小規模店舗(7/10)
5. 春日部で生まれ育った店主がパン店で独立 「にぎわい取り戻す一助に」(10/22)
6. 越谷に英ブランド紅茶専門のカフェ スコーンやパスタなどの食事も提供(2/8)
7. 春日部に二郎系ラーメン新店 万人向けにあっさりしたタンメンも(1/25)
8. 春日部の移転したラーメン店、店名変更し「麺や大将」に(10/17)
9. 火事で全焼した春日部のそば店「善五郎」、再建に向け長男が2代目継承決意(6/3)
10. 「誇らしかった」「憧れの場所」 イトーヨーカドー春日部店閉店に多くの人(11/24)
1位の「魔法のパスタ 春日部店」は滋賀県に直営店3店、長野県、鹿児島県などにフランチャイズ店を展開するパスタ店。春日部店はフランチャイズ店で埼玉初出店だった。飲食事業を手がける「ファイアサイングループ」(草加市)が経営。社長の磯崎友一さんは「オープン当初は大盛況だった。最近は落ち着いてきたものの平日ランチタイムも満席になることが多い。この場所は、店の入れ替わるサイクルが早いと言われている。リピートしてくれるお客さまもいることから、もっと認知度を上げて、長く続けていきたい」と話す。
2位と10位は、閉店したイトーヨーカドー春日部店に関連するニュース。7月26日、同店が11月の閉店を発表すると、多くの市民が春日部駅西口周辺の変化に関心を寄せた。閉店当日は、閉店セレモニーを行わないと発表されていたにもかかわらず、多くの人や報道陣が訪れ、周辺の道路は通行が困難になる場面もあった。跡地の利用についてはまだ決まっていないが、展開を見守っていきたい。
一方で、新店オープンや店舗継承、移転再開などの明るいニュースもあった。来年も広域春日部圏のまちネタを中心に、ビジネス&カルチャーニュースをいち早く伝えていきたい。