
カフェ「ごはん cafe 結」(春日部氏備後西4)が5月11日、オープンした。
店主の安達真紀さん、長女の田畑由菜さん、叔母の山口博子さんの3人を中心に家族で運営するカフェ。店舗面積は12.7坪。テーブル席8席、カウンター席4席。和食の定食とスイーツを提供する。
母が居酒屋を経営していたことから、飲食店の開業に興味を持っていたという安達さん。出店のきっかけについて、「孫がアトピー性皮膚炎だったことから、娘は食にこだわるようになった。農薬を使わずに育てられた野菜や、昔ながらの方法で作られた調味料を使うようになり、私も徐々に影響を受けた」と振り返る。地域に高齢者が多いことから、健康的な食事を提供したいという思いもあったという。
店では、宮城県の鬼首・鳴子地区などで生産された米「ゆきむすび」を使う。安達さんは「7年ほど前、祖母の家を訪れた際に食べた。とてもおいしかったので店を開くならこの米を使いたいと思っていた」と話す。
料理には、手作りした塩こうじ、しょうゆこうじ、甘こうじを使う。メニューは、肉か魚から選ぶメイン料理、副菜5種以上、ドリンクが付き、ご飯お代わり自由の「結御膳」(1,870円)と、「甘酒レアチーズケーキ」「甘糀バスクチーズケーキ」(以上550円)などのスイーツ4種類ほどを用意する。
田畑さんは「ゆくゆくは、より手頃な価格のワンプレートランチや総菜の販売もしていきたい。梅干しやみそなど、日本食にまつわるワークショップも開いていく」と話す。
営業時間は11時~16時(カフェ利用は13時30分から)。土曜~月曜・祝日定休。