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越谷の旧日光街道沿いにハンドドリップコーヒーのカフェ 豆は自家焙煎

店主の黒田倫代さん

店主の黒田倫代さん

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 越谷にカフェ「自家焙煎 陽の香珈琲(じかばいせん ひのかコーヒー)」(越谷市大沢1、TEL 048-919-3368)が7月3日、オープンした。

【写真】アイスコーヒー

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 ハンドドリップでいれたコーヒーや焼き菓子を提供。旧日光街道大沢宿沿いに店を構える。店舗面積は約10坪。席数は、テーブル=4席、カウンター=4席。店主の黒田倫代さんは、同店近くにあり約70年続く履物店「黒田履物店」の長女。

 コーヒー好きとあって、いろいろな自家焙煎店で豆を買って自宅で楽しんでいたが、より知識を深めようと、南千住(東京都)に店を構えるコーヒー店「カフェ・バッハ」でコーヒーの入門セミナーを受けた。「セミナーで学んだら、興味が深まったので本格的に焙煎や経営について学び、修業した」と振り返る。合わせて10年ほど学び店を開いたという。

 履物店の裏に焙煎所を設け自家焙煎している。焙煎前後には割れた豆やかびた豆などを取り除くハンドピックを行う。現在提供しているのは5種類の豆。ゆくゆくは豆の種類を増やし、ブレンドコーヒーも作る。

 コーヒーは、アイスコーヒー(690円)とストレートコーヒー。ストレートコーヒーは浅いりから深いりまで5種類を用意する。「ペルー・エルパルゴマウンテン」(680円)、「ブラジル・ウオッシュト」(670円)など。豆は100グラム単位で販売する。スイーツは、「アルファホールクッキー」(350円)、「ベイクドチーズケーキ」(600円)、「バニラパウンドケーキ」(460円)を用意する。

 地元商店街を盛り上げたいという黒田さんは「子どもの頃から両親が商売しているのを見てきた。昔は鮮魚店や青果店もあり今よりにぎわっていた。カフェがあれば、町でゆっくりしてもらえるし、日常に少し潤いをもたらすことができるかもしれない。私が会社員の頃は忙しくしていたので、同じような忙しい人に癒やしの時間を提供できたら」と話す。

 営業時間は、11時~16時30分。 月曜・火曜・水曜、第3木曜定休。

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