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かすかべ大通りが熱気に包まれる 春日部夏まつり初日は22基のみこし

宮本町町会のみこし

宮本町町会のみこし

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 第53回春日部夏まつりが7月12日、2日間の日程で始まった。

【写真】手締めの様子

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 毎年7月の13日に最も近い土曜と日曜に行われる祭り。江戸時代に宿場町として栄え、市(いち)が開かれていたかすかべ大通り周辺で、市を守る神様を指す市神として祭られていた八坂神社の祭礼がルーツとされる。一昨年と昨年は、両年ともに2日間で延べ25万人(主催者発表)が訪れた。

 雨が降らないかと心配する声もあったが、雲が空を覆っているものの天候は持ち、沿道には大勢の観覧者が集まった。17時30分から開会式が行われ、春日部夏まつり実行委員長の並木素生さんが「春日部の歴史と文化を大切にしながら地域の皆さまと一緒に築き上げてきた大切な行事。春日部の魅力を存分に感じてもらえたら」とあいさつした。

 開会式終了後、各町会代表が集まり、宮本町町会みこし責任者の野澤栄一郎さんが音頭を取って手締めをした。その後、流し踊り、和太鼓競演、よさこいソーランが行われ、18時からは22町会の大人みこしによるパレードが行われた。

 気温は26℃。みこしは匠大塚春日部本店前から出発した。担ぎ手たちは活力に満ちた顔で、威勢のいい掛け声を発しながらみこしを担いで練り歩いた。沿道の出店や飲食店にはたくさんの観覧者が訪れ、かすかべ大通りは熱気に包まれていた。

 13日は、17時10分から流し踊りと和太鼓の競演、17時40分から3台の山車によるパレード、18時からは24基の大人みこしパレードを行う。

 雨天決行、荒天中止。

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