
衣類や雑貨などのリサイクル品や食品を販売するイベント「わらじ大バザー」が10月19日、春日部市役所で開かれる。
主催は「障害のある人もない人も地域で共に」を合言葉に活動する「わらじの会」。1978(昭和53)年から春日部と越谷を拠点に県東部地域でバザーや交流合宿などを行うほか、同会に持ち込まれた物品を修理、手入れして販売している。イベント責任者の吉田久美子さんは「物品を持ち込んでもらうことで、地域に私たち障害者が住んでいることを知ってもらえたり、つながりができたりする」と話す。
バザーではリサイクル品販売に加え、午前中は文字アート作家・浦上秀樹さんが来場し作品を展示販売する。12時からは水上プロレスの興行を行う。ボッチャの体験コーナーも展開する。会場ではコーヒーなどのドリンクや串焼き、カレー、豚汁、韓国料理、綿あめなどのフードも販売する。
吉田さんは「運営側もいつもこのバザーを楽しんでいる。ごちゃごちゃしている感じがあるが掘り出し物もあるし新しい発見もあると思う。気軽に来てもらえたら」と話す。
開催時間は10時~14時。雨天決行。入場無料。