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春日部の「もつ焼きいしん」が移転 「日本一の居酒屋を目指す」

富士山型換気フードの前で。(左から)店長の中山宏太さん、社長の関根満伸さん、反怖雄二さん

富士山型換気フードの前で。(左から)店長の中山宏太さん、社長の関根満伸さん、反怖雄二さん

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 「もつ焼き いしん 本店」(春日部市中央1、TEL 048-812-5091)が11月1日、移転オープンする。

新メニューの魯肉飯(ルーローハン)

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 2003(平成15)年、春日部で生まれ育った社長の関根満伸さんが創業した同店。関根さんは「旧物件は居抜きで、知り合いから引き継いだ。開店時、経営などは手探りだった。どんな店が良いのかなどを想像することよりも、おいしい料理を提供するのに必死だった」と振り返る。

 18年ほど同所で営業を続けてきたが、今後10年、20年と続けていくことを見据え、コンセプトなどから見直し、移転を決めた。関根さんは「店名の『いしん』は維新の意味で、改革するとか新しく発信するということで名付けた。もう少し広い店舗にして、働いている人が輝ける場所にしたいと思った。飲食店のイメージも良くしていきたいし、外食の魅力を伝えたい。これからも長く続けられる店で、皆が楽しく働き、お客さんも楽しめる雰囲気を目指した」と話す。

 新店舗のコンセプトは「近隣を明るく元気にできる店」。オープンキッチンや25分で店内の空気が入れ替わる空調を備える。「一人一人が輝く店として、笑顔でも、親切でも、もつ焼きでも、何か日本一になろうということで、換気フードを富士山の形にした」(関根さん)。席数は、カウンター=23席、テーブル=12席、座敷=12席。

 これまでのもつ焼きを中心とした和風居酒屋風メニューの、「おまかせ5本盛り合わせ」(640円)、「もつ鍋」(1人前1,300円)などに加え、「自家製焼売」(2個260円)をはじめとした蒸し料理や、台湾料理の「魯肉飯(ルーローハン)」(700円)など、アジアンテイストの料理を加えた。酒は、凍った焼酎をサワーで割る「シャリキンサワー」(550円)をはじめ、日本酒やビールをそろえる。

 関根さんは「これから寒い時期なので、もつ鍋がお薦め。新型コロナ禍で飲食業は大変だが、『こんなに楽しいんだよ』ということを伝えて行ける店にしたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は16時~23時。

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