越谷のコミュニティーFM放送局「こしがやエフエム」(越谷市南越谷1)が3月27日、開局10周年を迎える。
阪神・淡路大震災で4年間ボランティアに通い、ラジオの必要性を感じた社長の越野操さんが2016(平成28)年に開局した同局。越谷市をはじめ草加市・八潮市・吉川市・三郷市・松伏町、春日部市や、東京都と千葉県の一部、インターネットでも聴取できる。パーソナリティーには地元のミュージシャンやタレント、市民を起用し、ニュースやバラエティー番組などを毎日放送している。
2021年には、5周年記念としてスタジオ外での公開収録を始め、同市周辺の高校放送部が自主制作する番組や、大学生が担当する番組も作った。越野さんは「学生など若いリスナーが増え、裾野が広がったこともうれしい。認知度アップやまちの皆さんの声を直接聞く機会をつくるため、スタジオから外に飛び出してラジオの見える化を意識して進めてきた」と話す。
2022年 8月、建物の老朽化に加え、番組や出演者が増えて手狭になったことから、ワンルームで運営していた蒲生茜町から現在のビルに移転した。越野さんは「10年の中で移転は大きな出来事。移転先のビルは県道足立越谷線49号沿いで看板も設置したことから認知度が上がった」と話す。
「今はどのような災害が起きるか分からない。臨機応変に対応できるように体制を整え、さらに迅速、正確さを心がけ、誇りを持って進めていきたい」と力を込める。