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春日部・増田新田地区に60体超のかかし スズメやごみ投棄から田を守る

10体以上のかかしが並ぶ田も

10体以上のかかしが並ぶ田も

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 春日部・増田新田農地管理組合が制作したかかしが8月4日に60体を超え、増田新田地区の田に設置された。

かかしと並ぶ関根正雄さん

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 増田新田農地管理組合が管理する同地区の10ヘクタールほどの田。農家や農家ではない住民20人ほどが集まる同組合は、毎月ごみ拾いや草刈りなどの活動のほか、ホタルの放流やコスモスの植栽も行っている。

 同組合の代表関根正雄さんは、「普段から活動しているが、もう少し踏み込んだことをやろうと思い、6月からかかし作りを始めた。皆で古着を持ち寄り、かかしに服を着させ顔を描き、子どもが好きなキャラクターのかかしも作った」とし、「8月4日にも7体作って追加して設置した。組合でこれだけのかかしを作ったのは初めて。全部で70体近くはある」と言う。

 稲が育ち、穂をつけていて8月20日に稲刈りをする田もある。「8月は一番かかしが活躍する。スズメが一番多いが、かかしがあると全然違う」と関根さん。

 「車から缶や瓶などのごみを捨てる人がいる。米にごみが混ざると危ないので、収穫後に異物を認識して排除する機械を使うが、捨てないでほしい。かかしがたくさんあって、たくさんの人が注目してくれたら、そのような中でごみを捨てる人はいないと思う。その役にも立ってくれたら」とも。

 「この地区は、昔は6軒しかなかったが、今は24軒になった。新しく引っ越してきた人も仲間。みんなで声を掛け合い、助け合っていれば何かあった時に力が出る。地域の横のつながりも広がっていけば」とほほ笑む。

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