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「アマビエ」に続き、春日部の米菓店が「ヨゲンノトリ」煎餅 売り上げ一部を寄付

ヨゲンノトリ印刷煎餅

ヨゲンノトリ印刷煎餅

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 煎餅などの菓子製造会社「三州製菓」(春日部市銚子口、TEL 048-735-1151)が、妖怪「アマビエ」を印刷した煎餅に続き「ヨゲンノトリ印刷煎餅」を5月15日に発売した。

「アマビエ印刷煎餅」と「ヨゲンノトリ印刷煎餅」を持つ企画者の石川さん

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 創業70年の米菓店。揚げ煎餅、パスタを揚げた「パスタスナック」やアニメ「クレヨンしんちゃん」を印刷した煎餅などの商品を販売している。新型コロナウイルス感染症の終息を願い、疫病を防ぐと言われる妖怪「アマビエ」の絵をプリントした煎餅を4月に発売していた。

 妖怪好きだという企画者の石川眞梨子さんは「子どもの頃から妖怪が好き。新型コロナウイルス感染症の終息を願い、アマビエ印刷煎餅を発売したが、予想以上の反響があった。『ヨゲンノトリ』は、山梨県立博物館のツイッターで見た。頭が2つあるこの鳥の姿を朝夕に見ると、難を逃れることができるといわれているので、お守り代わりになるのでは」と石川さん。

 「アマビエ印刷煎餅」と同じく、「ヨゲンノトリ」も同社社員が描いた。「サラダ煎餅で、味はほんのりしょっぱい」と石川さん。1枚130円(税別)。「三州総本舗」の武里本店(大場)、「エス・テラス」(銚子口)などの各店と、三州総本舗オンラインショップで販売する。夏ごろまでの販売を予定。

 「今回は煎餅の売り上げの一部を、埼玉県の『新型コロナウイルス感染症対策推進基金』と、国連WFP『新型コロナウイルス緊急支援』に寄付する。最前線で活動している医療従事者と、最も脆弱な立場にある方の食料支援がしたい。菓子販売で少しでも役に立てたら」とも。

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