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スーパーGT開幕戦に春日部出身・大津選手 初参戦でアクシデントも完走

予選の様子

予選の様子

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 「2020 AUTBACS SUPER GT」の開幕戦が7月18日・19日、富士スピードウェイ(静岡県駿東郡)で行われ、春日部出身大津弘樹選手が初参戦した。

ピットから出走する様子

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 同戦は4月に岡山国際サーキットで行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大で日程やレース場を変更。無観客で、約3カ月遅れの開幕戦となった。

 スーパーGT500初参戦となる春日部出身のレーシングドライバー大津弘樹選手は2018(平成30)年から、スーパーGT300クラスやスーパー耐久ST‐TCRクラスに参戦。今年1月、元F1レーシングドライバー中嶋悟さん率いるレーシングチーム「Modulo Nakajima Racing」のドライバーとして今季のスーパーGT500初参戦が発表されていた。

 スーパーGT500はドライバー2人がペアとなり、交代で1台の車を運転。大津選手のペアは、2008(平成20)年にGT500にデビューし、スパーフォーミュラにも参戦、ヨーロッパでも活動経験がある伊沢拓也選手で、同ペアは「Modulo NSX‐GT」で走行した。

 同戦は15チームが参戦、18日は公式練習が行われた。19日午前中に行われた予選では13位。午後に行われた決勝戦のスタートは伊沢選手が担当した。スタート直後の1週目で同車フロント部分が「カルソニックIMPUL GT‐R」に接触。「カルソニックIMPUL GT‐R」はリアが大破しリタイアになるも、同車はピットに入り修復。31周目からドライバーを大津選手に交代し、トップに4周遅れるも完走、13位となった。

 大津選手は「デビュー戦を完走できてほっとしているが、結果的には接触により車の修復を行ったことで、大きく出遅れ、上位の成績を出せず悔しい結果となった」と悔しさをにじませる。

 「伊沢選手は大ベテランで多くの経験があり、マシンのフィードバックの仕方や状況に合わせたドライビングを間近で体感でき、すごさを改めて感じた。今回500クラスの戦い方も学ぶことができ、マシンのデータも取れたので次戦につなげられるレースになった。目標はあくまでも優勝。次戦も同じ場所で開催となる。上位で走り、活躍している姿を見せたい」と意気込みを見せる。

 第2戦は8月8日・9日、富士スピードウェイで行われる。

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