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ものづくり体験交流イベント「越谷技博」初開催 市内50カ所で100講座

「世界に一つだけ!自分で組み立てるかぶとづくり」の様子

「世界に一つだけ!自分で組み立てるかぶとづくり」の様子

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 越谷市内で現在、伝統工芸品の職人や店舗経営者、一般市民らがそれぞれの手仕事・特技・趣味を生かした約100講座を開く「越谷技博(わざはく)」が行われている。主催はまちづくり越谷(越谷市越ヶ谷3)、越谷市観光協会。

豆かぶとのボトルキャップを制作した

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 11月7日に始まり、金曜・土曜・日曜を中心に越谷市内の会場や店舗など約50会場で、さまざまな講座を開いている同イベント。講座を開くのは、市内の伝統工芸職人やアマチュアの一般参加者など全80人以上に上り、1914(大正3)年から続く煎餅店3代目による「せんべい焼き体験」、木工所の「金箔(きんぱく)おき体験」、津軽三味線奏者による「津軽三味線講座」、「越谷の宿場街を歩き人情を味わう講座」など多岐にわたる。

 11月21日に行われていた講座の中の一つ「世界に一つだけ!自分で組み立てるかぶとづくり」は、伝統工芸品「江戸甲冑(かっちゅう)」や甲冑制作・販売卸しの「忠保(ただやす)」(越谷市神明町1)が会場。甲冑の作り方や素材などの説明、工房見学とかぶとの飾りを制作する約2時間の講座。男性参加者は「普段細かい作業はあまりしないが面白い。甲冑作りの技に憧れていた」と話していた。

 まちづくり越谷代表の井橋潤さんは「今回初めて当イベントを越谷市観光協会と共済で開催した。改めて越谷らしい、越谷の魅力が詰まった催し。講座により参加人数にバラつきはあるが、市内だけでなく、近隣市町、都内や遠方からも申し込みを頂いている。この事業が、観光としての位置付けにしたい私たちの方向性が間違っていないと確信している。来年も継続して実施するので、意見なども教えていただけたら」と話す。

 講座により日時、受講料、参加条件などは異なる。12月13日まで。

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