カフェ「カプリシャス」（春日部市上蛭田）がオープンして1カ月がたった。

「バターチキンカレー」（関連画像）

　市内在住の林真帆さんが営む。店舗面積は6.2坪。席数は、テーブル席＝6席、カウンター＝2席。

　20代の頃から、カフェ運営と自作のハンドメード商品販売をしたいと考えていた林さん。「もともと自宅に友人を招き、料理を振る舞うことが好きだった。おもてなしをして、楽しかったと喜んでもらうことが楽しい」と話す。

　アパートの1室を改装した店舗で営業する。建築の設計補助の仕事をしていた経験を生かし、図面作成や内装コーディネートを手がけ、看板や内窓も自作したという。

　フードメニューは、スパイスを5種入れた「バターチキンカレー」（総菜2種付き＝900円）、皮から作る「水ギョーザ」（総菜2種、ご飯、スープ付き、＝900円）など、日替わりや月替わりで提供。ドリンクは、コーヒー（ホット・アイス、各380円）、「アイスカフェラテ」（430円）など。スイーツは「自家製コーヒーゼリー」（400円）、「もなかアイス（バニラ）」（350円）を用意する。

　林さんは「お客さまからは『隠れ家みたい』『場所は分かりづらいが、店に入ると外と全然違う空間が広がっている』などの声がある」と話す。　

　店名の「カプリシャス」は、英語で「気まぐれ」という意味。「気ままに作る料理で来店客を笑顔にすることができたら」という思いを込めた。林さんは「友人の家に来たような気持ちでくつろいで、笑顔になってもらえたら。ゆくゆくは、ハンドメード商品の販売や、イベントを開きたい人に場所を貸すこともできたら」と話す。

　営業時間は11時～17時。水曜定休、それ以外の休業日はインスタグラムで案内する。