越谷の住居兼複合施設「WAnest(ワネスト)」にあるカフェ「喫茶タビネコ」(越谷市蒲生茜町、TEL 070-9219-2675)が9月12日、1周年を迎えた。
同施設のシェアキッチンで営業するカフェ。「食べて休んで癒やされるカフェ」をコンセプトに掲げ、パスタやサンドイッチ、スイーツを提供する。店主の三浦 麻美さんが、母の恵さんと2人で切り盛りする。
人気メニューは「ふんわりオムのせナポリタン」「ナスときのこの青しそ高菜パスタ」(以上1,000円)、「週替わりランチ」 (1,100円)など 。サラダ、スープ、ドリンク、ミニデザートが付くセット(500円増し)も用意する。
スイーツは「イタリア栗のモンブラン」「バスク風チーズケーキ」(以上550円)「シャインマスカットのティースムージー」(800円)など。9月30日まで提供予定の「わたしのチョコミントフラッペ」(700円)は、ミントを配合したシロップの量を7倍まで増やせる(倍増ごとに50円増し)。
麻美さんは短大でフードコディネートや調理などを学び 、卒業後は外食産業で店舗運営から商品企画まで経験した後、独立し同店を開いた。
恵さんは「娘は子どもの頃から料理やスイーツを作ることが好きで、バレンタインデーには家中がお菓子まみれになるくらい、一晩中かけて何種類もの焼き菓子を作り配っていた」とほほ笑む。
店名には、「旅先の時のような、新しいものに出合ったような感覚を感じてもらいたい」という思いや、「ネコのように気ままに過ごしてほしい」という思いを込めた。
1周年を迎え常連客が増え、「わたしのチョコミントフラッペ」を求めて北海道や愛知県などの遠方からも客が訪れるという。麻美さんは「お客さまに支えられ、ありがたい。ゆくゆくは一軒家をリノベーションして店舗を持ちたい」と意気込む。恵さんは「店の運営は大変だと思う。今後もサポートしていきたい」と話す。
営業は日曜~水曜・時間は11時~17時(水曜は14時まで、日曜は12時30分から)。10月からの営業は日曜~火曜。木曜~土曜はほかの出店者が運営している。