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春日部「大凧あげ祭り」のたこ製作や準備、着々と進む

丸太を組み、足場を作る下若組

丸太を組み、足場を作る下若組

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 春日部市で5月3日・5日に開かれる「大凧(おおだこ)あげ祭り」まであと1カ月を切り、事前準備が進んでいる。

「骨組み」は、寸法を測り結ぶ所を決める

 「庄和大凧文化保存会」が2月から始めた、たこの製作。大だこの大きさは縦15メートル・横11メートルにもなり、小さい「小だこ」や「コマーシャルだこ」もある。たこの製作は和紙を貼り合わせ作ったたこ紙に文字を書き、骨組みやたこを掲げる足場作りを含め、祭り当日のたこの仕上げ作業など準備には3カ月ほどかかる。

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 大だこ2張は上若組と下若組が1張ずつ製作。下若組の文字は「元年」で2月24日に文字書きが行われ、上若組の文字は新しい元号「令和」で今月14日に書かれる。4月7日には、祭り当日にたこを掲げておき、100本以上の糸目をたこに結ぶ「糸目つり」をする際に必要な足場を組んだ。下若組長佐藤武夫さんは、「皆特に建築の仕事をしているわけではないが、若衆が頑張っている。自分も若い時は足場を作っていた」と話す。

 足立区在住ながら、下若組のたこ作りに参加して3年目の女性は「松伏町に実家があり、子どものころから大凧あげ祭りを見ていた。製作したたこが揚がる瞬間はうれしい。皆で何かを作り上げるこのような機会はなかなか無い。一緒にご飯を食べる時間も楽しい」とほほ笑む。

 この日は、しなやかさと強度を出すために複数の竹を組み合わせ紙テープで巻いた、たこの骨となる「骨巻き」を組んで結び、たこの骨格を作る「骨組み」も行われた。「揚がるのは一瞬だが、それに至るまでの作業はたくさんある」と佐藤さん。

 今月14日は上若組による大だこの、新元号「令和」の文字書きが一般公開される。場所は旧宝珠花小学校体育館で、時間は9時~12時。

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