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クレヨンしんちゃんの謎解き本で春日部を観光 市内9スポット巡る

冊子「クレヨンしんちゃん 春日部なぞたび」

冊子「クレヨンしんちゃん 春日部なぞたび」

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 謎解きをしながら春日部市内の観光ができる冊子「クレヨンしんちゃん 春日部なぞたび」の販売が8月1日に始まる。

記者会見には野原しんのすけも登場

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 同冊子を販売するのは、春日部の活性化を目的とした団体「共力KASUKABE」で、市内にある三州製菓(銚子口)、おづづみ園(粕壁2)、筒屋(赤沼)で構成する。街歩き型の謎解きゲーム「なぞたび」の企画販売などを手がける「インバイトジャパン」(台東区)の制作協力を受けた。

 地図を手がかりに春日部駅や古利根公園橋、春日部市役所など市内9スポットを巡り、ヒントを探して謎を解き進める謎解きゲーム本。A5サイズで28ページ。言語表記は日本語と英語。「クレヨンしんちゃん」のキャラクターが登場し、謎解きにかかる所要時間は1時間30分~2時間程度。春日部駅東口をスタート地点とし、春日部市役所がゴール。ページにあるQRコードから入れるウエブサイトにはヒントや解答を記載してある。

 7月29日、春日部市役所で発売を記念した記者発表を行った。同団体代表理事の斉之平一隆さんは「『なぞたび』は、謎解きの面白さと街歩きの楽しさを融合させ、街の魅力を最大限に引き出しているすばらしい体験コンテンツ。クレヨンしんちゃんと『なぞたび』を一緒に楽しむことで、春日部ならではの魅力的な体験を提供できると思いプロジェクトを立ち上げた。この冊子が新たな観光コンテンツとなることで、市内の魅力をより多くの人に知ってもらい、更に好きになってもらえたら」と話す。

 岩谷一弘春日部市長は「市でもクレヨンしんちゃんを生かしたまちづくりを積極的に進めている。市の取り組みと、このプロジェクトが相乗効果を上げ、観光振興や地域活性化など良い成果を生み出すことを期待している」と話す。会見では、特別ゲストとして「野原しんのすけ」が登場し、愛嬌(あいきょう)を振りまき会場を沸かせた。

 通信販売は三州製菓のオンラインサイトが受け付ける。価格は2,000円(送料込み)。市内の各店でも販売する。価格は1,760円。販売店は、ぷらっとかすかべ、エステラス、赤沼ロマンブルーイング、おづつみ園東口本店・西口ふじ通り店、お茶とパンの店tePle。

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