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春日部にクレヨンしんちゃん目当ての外国人観光客回復傾向に スタンプ巡り効果も

観光案内所「ぷらっとかすかべ」の撮影スポット

観光案内所「ぷらっとかすかべ」の撮影スポット

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 春日部市内への外国人観光客が増えている。

クレヨンしんちゃん 春日部スタンプ巡り

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 春日部市観光協会によると、同会が運営する観光案内所「ぷらっとかすかべ」(春日部市粕壁1)への海外観光客は4月から徐々に増え始め、6月は4月の1.8倍ほどになったという。観光客の国別の割合は、4月までは韓国からの観光客が9割を占めていたものの、6月に入ってからは、中国、香港、特に台湾からの観光客が急増している。

 同会の鈴木涼香さんは「当案内所に来る海外観光客の増加は、4月から始めたクレヨンしんちゃんの春日部市オリジナルスタンプが大きな要因の一つではないかと考えている。アジア圏からの観光客はコロナ禍前よりも増えているのでは」と話す。

 鈴木さんは「スタンプはどこで押せるのかという質問を受けることが多い。どこでスタンプの情報を仕入れたのかを尋ねると、ユーチューバーがスタンプ台紙を持っていたとか、人から聞いたなどの回答がある」という。

 スタンプが押せるのは同所、郷土資料館(粕壁東3)、首都圏外郭放水路(上金崎)の3カ所で、押印期間は決まっていない。郷土資料館では4月から海外観光客が増え始め、来館者の半数以上が海外観光客という日もあるという。「中国、台湾、韓国、ベトナムなど東アジア・東南アジアの国々から、特に20代の若者が多く、館内は連日にぎわっている。これまで20代の海外観光客が来ることはほとんどなかった。スタンプ巡りの効果だと思う」と同館担当者。

 鈴木さんは「中には、作品中で野原しんのすけが散歩していた川はどこかとか、作中のキャラクターが住んでいるのはここか、などと写真を見せてくる人もいる。服装やタトゥーに作品が色濃く反映された人や、キャラクターグッズで埋め尽くされた自室の写真を見せてくれた人もいた。グッズを求める人もいるが、野原しんのすけが住んでいる街を体感したいとか、作中の実際の風景が見たいという人が多いようだ」と話す。

 スタンプ参加店ではない場所でも増加傾向にある。クレヨンしんちゃんのコラボ商品を販売している衣料品店「ルーディーズ」(中央1)では、3年前は海外からの観光客はほぼ皆無だったが、今年2月ごろから増え始め、韓国、中国、台湾からが多いという。

 そのほか、キャラクターのモニュメントを設置し関連グッズを販売しているイトーヨーカドー春日部店(中央1)は、コロナ禍前には及ばないものの6月ごろから中国、韓国、香港からの買い物目的客が増え、ララガーデン春日部店(南1)でも2月くらいから香港、台湾、韓国からの客が増えているという。

©臼井儀人/双葉社・シンエイテレビ・テレビ朝日・ADK

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