「パワーリフティングジム烏枢沙摩(うすさま)」(春日部市大畑、TEL 070-4224-5144)が2月14日、オープンする。
渡部幹生さんが代表を務め、「スクワット」「ベンチプレス」「デッドリフト」のフォームや重量の改善、けが防止の指導をするジム。
ベンチプレス台、デッドリフトスペース、パワーラックのほか、レッグカールやレッグエクステンション、ラットプルダウンなどの器具もそろえる。店舗面積は約45坪。
渡部さんは10年ほど前からフィットネスジムに通い、パワーリフティングが好きになった。2021年の埼玉県ベンチプレス選手権大会一般男子105キロ級2位などの大会入賞経験もある。2024年には日本パワーリフティング協会の3級審判資格を取得した。
「サラリーマンだった頃に必要最低限の物だけで生活するという『ミニマリスト』にはまったことをきっかけに生活を改善しジムにも通った。パワーリフティングで自分の体が変化していくことが楽しかった」と振り返る。大会に参加する中で、春日部市内にパワーリフティングをする人が多いと思ったことや自分好みの場所を作りたいと開業を決めた。
内装は、住宅の基礎工事や内装業の経験がある渡部さんがほとんど1人で仕上げた。「トレーニングに集中できるように、装飾を少なく、武骨なイメージにした」(渡部さん)
ジムのテーマは「一生を強く。豊かに」。渡部さんは「トレーニングを重ねて重さの限界に挑戦していると、体だけではなく心もすっきりすると思う」と話す。
「引き上げる重さが100キロから105キロになるなど、自分の成長が目に見えて分かるので面白い。1対1で教えることもできるので、初心者でも興味がある人は気軽に来てもらえたら」と力を込める。
営業時間は10時~22時。月会費は、一般男性=9,900円、中高生・一般女性=5,500円、JPA選手資格保有者=8,800円。1日利用は3,300円。パーソナルレッスンは1時間8,800円。当面の間は無休。