
春日部市藤塚の個人宅のバラの庭園が5月1日から、オープンガーデンとして一般に開放される。
【写真】1日に公開する童話「白雪姫」の世界観を表現したアート
バラ好きが高じて日本庭園だった庭を洋風に改造し、バラを育て始めた遠藤行雄さんと妻の美香さん。8年ほど前からはオープンガーデンとして開放し始め、個人宅にもかかわらずシーズン中は市内外から多くの人が訪れる。
今年はバラ270種300本以上を植え、デルフィニウムやジキタリスなどバラ以外の植物は昨年の倍ほど植えた。美香さんは「バラ以外の花も好きで植えたい花がたくさんあるのと、バラを引き立ててくれる花もあるので増えてしまった」とほほ笑む。
昨年はオープンガーデンの世界観を表現するようなモルタルで作ったアート作品を4カ所に設置。今年は、童話「白雪姫」の世界観を表現した城のアートをはじめ、新たなアート作品を3カ所に設置した。
美香さんは「今年は寒い日が続いていたので開花が遅くなるかと思っていたが、最近は気温が高いので早まるかもしれない。開花時期がいつかはというのは難しいが、バラの生育状況は良い」と話す。
多肉植物やガーデン雑貨、モルタルアートの販売、キッチンカーや周辺の飲食店が出店してフードなども販売し、ワークショップを行う日もある。「庭園に関わってくれる人が増えて頼もしい。私自身も楽しみにしているし、楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開放時間は6時30分~16時。5月18日までを予定。住所は非公開。