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「春日部の店や人をつなげたい」 市内の経営者、キッチンカーで地元アピール

角辻直美さんとキッチンカー「はるたび号」

角辻直美さんとキッチンカー「はるたび号」

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 イベント企画運営を行う「春と」が6月15日、キッチンカーの運用を始めた。

【写真】雲が特徴のかすかべの空サイダー「雲ソーダ」

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 ドリンクや雑貨を販売するキッチンカー。店主の角辻直美さんは整体店「骨盤と腸の整体院 ナオナ」(春日部市南1)を経営。マルシェイベントのほか地域の情報を配信する「はるたび」というウェブサイトの企画や運営も手がける。「地域の店や場所とお客さんをつなげる取り組みや、イベント情報も届けてきた」と角辻さん。「キッチンカーのコンセプトは『おいしいや楽しいを届ける』。紹介したい地元の商品を使ったフードやドリンク、オリジナルのメニューを展開していく」と話す。

 6月22日・29日には田中帽子店直営店(赤沼)のイベントに出店。7月からは自店前で定期販売を始める。7月20日には自店前で開くイベントにも出店する。

 販売メニューは、「抹茶ラテ」(600円)、水出しの「アイスコーヒー」(500円)、「アイスカフェオレ」(600円)、「かすかべの空サイダー」(雲ソーダ=600円、ブルーskyソーダ=500円)など。「抹茶ラテ」には、茶製造販売店「おづつみ園」(粕壁2)の抹茶を使う。「アイスコーヒー」「アイスカフェオレ」に使うコーヒー豆はオリジナル。「Room Coffee Factory(ルームコーヒーファクトリー)」(豊町)に依頼し、同店の「アロマショコラ」を深いりしたり細びきしたりして作ってもらう。このほか手製のバンダナ(1,100円)も販売する。

 角辻さんは「イベント情報のほか、店やスポットなどお薦めの場所も伝えていく。ゆくゆくは商品販売を受託できたら。キッチンカーのメニューや提供する情報で、旅するような目線で春日部にわくわくしてもらえたら」と呼びかける。

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