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春日部のお好み焼き店「七夜」が9周年 「大凧焼き」が人気メニューに

(左から)店主の浦尾康平さんと長男の泰平さん

(左から)店主の浦尾康平さんと長男の泰平さん

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 春日部にあるお好み焼き店「広島流お好み焼き 七夜(ななや)(春日部市牛島、TEL  048-738-0588)」が4月3日、9周年を迎えた。

「大凧」「令和」の文字を書いた「大凧焼き」

 藤の牛島駅目の前に店を構える同店。店主浦尾康平さんは広島県で生まれ、23年前に埼玉県に移り住んだ。広島でタイル工事の仕事をしていたが、転勤で埼玉に住んでいる両親を訪れる度に、「関東は街の規模が大きい。ここで仕事がしたいと思った」と振り返る。

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 春日部で生活するうちに、「関東にはお好み焼き専門店が少ないと思った」と浦尾さん。「仕事でいろいろな場所に行き、お好み焼き店を見つけては入ったが、広島のものとは違う」と感じ、「いつか広島の人にも喜んでもらえるようなお好み焼きが作りたい、と思うようになった」という。思いをかなえるために一念発起し仕事を辞め、長男の泰平さんと共に2011年4月、同店を開いた。

 「材料にこだわり、どこの店も使っていないもので勝負したかった」と康平さん。「お好み焼きに使っている焼き専用麺は、納得いくものが近隣で手に入らなかったこともあり、『水屋製麺』にオリジナル麺を作ってもらった」と振り返り、「キャベツも、甘さや葉の薄さなど納得のいく品種は栽培が難しいため、あまり市場に出回らない。10月~3月は近隣の野田市の農家のものを使っている」とも。

 人気メニューは、表面に「大凧」とマヨネーズで文字を書いた、大だこと同じ長方形の「大凧焼き」(450円)。「お好み焼きとタコ焼き、もんじゃ焼きの中間のようなもので、ふわふわの食感。やわらかいので壊れないようキャベツを多めに入れるなどしている」と泰平さんは話す。

 「広島流のお好み焼きは自分のふるさとの食べ物だが、春日部で店を出すのだから春日部名物を作りたい」と考えていた。「車で16号線を走る度に見ていた大だこの看板から、『空飛ぶたこ』と『タコ焼き』を掛けたら面白いのではと思いつき、半年ほど試行錯誤を繰り返した」と康平さん。2011年の『春日部大凧あげ祭り』に出店した際に販売を始めたという。

 「いろいろなイベントに出店し祭りを見ているが、大凧あげ祭りは日本トップクラスの迫力。今年もたこが揚がるのを願っている」と康平さんは力を込める。泰平さんは、「生まれは広島だが、春日部は地元。広島流のお好み焼きや大凧焼きを提供し、春日部を盛り上げていけたら」と話す。

 5月3日・5日の「春日部大凧あげ祭り」では、「令和」の文字が書かれた「大凧焼き」を販売する。

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