半年に一度の神事「大祓式(おおばらいしき)」が6月30日、春日部八幡神社(春日部市粕壁、TEL048-752-3430)で行われる。
「『大祓』は半年の間、知らず知らずのうちに身についたけがれをはらい清めるもの。年に2回、6月と12月に行うもので、6月は夏越しの大祓、12月は師走(しわす)の大祓という」と、宮司の押田豊さん。
例年200人ほどの参拝者がある同神事は、大祓形代(かたしろ)を納め、茅(ち)の輪をくぐり、残りの半年を健康に生活できるよう祈る。
「形代という、人形(ひとかた)の紙に氏名を書き、3度息を吹き掛けてけがれを移したものを先に納めていただく。17時から神事が始まり、カヤでできた茅の輪をくぐり、その後の式で形代と参拝者さまをおはらいして清める」と押田さん。
「茅の輪は、中央からくぐり左に抜けて戻り、再度くぐり右に抜け、もう一度くぐるというように3回くぐるのが習わし」とも。
神事開始は17時。