昨年は会場が衆院選と市長選の投票所となり中止された「かすかべ商工まつり」が10月13日・14日の2日間、大沼公園(春日部市大沼7)で開催された。
今年で22回目を迎えた同まつりは、大沼公園の屋内外を会場として多くの出店、展示があった。屋内では「春日部の産業再発見」を掲げ、伝統工芸、市内で生産されている工業製品の展示や即売を行い、屋外では市内の商店による衣料品や切り花、飲食店では人気グルメを販売。農産物の直売所では、春日部産の新米、サツマイモ、ミカン、カボチャなどを販売した。
そのほか、マグロの解体ショー、防災フェアとして心肺蘇生体験、初登場の長崎県五島列島の名産品を販売する長崎国境離島コーナーも。子どもが楽しめるコーナーとしては、コルク射的やストラックアウトなどの手作りゲーム、職人から直接教えてもらえる仕事体験も行われた。
埼玉県のマスコット「さいたまっち」「コバトン」をはじめ、春日部で生産される丹波種の黒豆「庄黒郎」をPRする「春日庄黒郎」、春日部B級グルメの「春日部やきそば」のゆるキャラ「とろ★りん」も登場し、商品をPRしていた。
2日間で4万9000人(主催者発表)が来場。公園の一角、芝生の広場では、ヨガのイベントも行われ、シートを敷いてのんびり過ごす家族連れなどの姿が見られた。