バスケットボールB2リーグの「越谷アルファーズ」が9月29日、Bリーグ2019-20シーズン第2節のホーム開幕戦で「信州ブレイブウォリアーズ」と対戦した。会場は越谷市総合体育館(越谷市増林2)で、観客数は1241人。
5月12日に横浜アリーナで行われたB2・B3リーグ入れ替え戦で、「東京八王子ビートレインズ」に勝利し、B2に昇格した「越谷アルファーズ」。2019-20シーズン開幕試合は熊本県立総合体育館で行われ、「熊本ヴォルターズ」と対戦し、1勝1敗となっていた。
「信州ブレイブウォリアーズ」は昨シーズンB2の王者。前日の対戦は新戦力のチャールズ・ヒンクル選手が20得点挙げるも54-74で敗戦していた。
鳴海亮選手の3P(ポイント)シュートで先制、ダニエル・オルトン選手が連続で2Pシュートを決めるなど好調な滑り出しで、第1Qは29-13、第2Qは43-36と、リードを奪ったまま前半を終えた。
54-48で迎えた最終Q、順調に得点を重ねるも徐々に追い上げられ、残り3分50秒で64‐65と逆転される。横塚蛍選手が連続でフリースローを決め再度リードしたがシーソーゲームとなり、残り31秒で1点のビハインド、大きな声援を受けるも71-73と惜敗した。
ホームでの2連戦を終え青野和人ヘッドコーチは「優れた選手がそろっていて、良いところもあったが、勝てるゲームを落としたのは私の采配ミス。昨日インサイドでやられた印象だったところを引っくり返せたのは、ディフェンスでアンドリュー・ネイミック選手やオフェンスでオルトン選手が躍動したことと、全員がアグレッシブに挑んだ成果だと思う。必ず今日より強いチームになりB2で勝っていきたい」と話す。
鳴海選手は「たくさんの声援があり、後押ししていただいた。地域に根付いてきていると盛り上がりを感じた。恩返ししたいという気持ちや、この環境でしっかり勝ちたいと思った。残りのシーズンももっとたくさんの方に来ていただけるように頑張っていきたい」と意気込む。
次は10月5日・6日、ホームで「東京エクセレンス」と対戦する。