宮代町にクライミングジム「オックロック」(宮代町百間、0480-38-6121)が10月14日オープンした。
店主の奥谷和也さんは札幌出身。「高校生の時に帰宅部やバスケ部だったが、友人が野球部で青春を謳歌しているのを見て、自分も『青春したい』と思い山岳部に入った。北海道の山やクライミングジムによく行っていた」と話す。
「当時札幌にはクライミングジムが無かったので勉強のために26歳で東京に来た。クライミングジムで働いているうちに、壁や階段、床などすべて自分で作りたくなり内装業の仕事に就いた」という奥谷さん。ボルダリング専門内外装「奥弥工務店」として2016(平成)9月に独立し、2018(平成30)年に後に同店となる空き物件を見つけた。
奥谷さんは「築80年は超えていて、以前は遊興施設だったが、20年近く空き物件となっていた。約1年間掛けて、先輩の大工さんに手伝ってもらい改装した」と振り返る。
1階に受付とジム、2階に更衣室とキッズジムを備える。施設登録料は1,000円(初回のみ)。平日1日利用の大人=1,800円、学生=1,500円。2階のキッズエリア(小学生以下)は1時間500円(以上、全て税別)。
「今後は初心者向けのレッスンも行う予定。老若男女問わずいろいろな方に来ていただきたいので、楽しんでもらえるような店づくりをしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~22時(土曜・日曜・祝日は20時まで)。