「 匠大塚」 春日部本店(春日部市粕壁東2)で現在、「春日部ゆかりの7人の芸術家とインテリアの“ 饗演 ” 響き合う空間展2018」が開催されている。
春日部在住の「かすかべ親善大使」で、2008年には「きゅう漆(しつ)」の分野で人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定された増村紀一郎さんや、市内在住で春日部市立医療センターをはじめフレスコ画などの作品を寄贈している金森良泰さんなど、春日部にゆかりがある7人の芸術家の作品を展示する。
彫刻・絵画・漆芸・金工などの作品をインテリアと共に、空間の中に展示するなど、空間やインテリアで芸術作品を生かして展示している。
11月4日には各芸術家が講演を行った。増村さんは、自身の子どものころの話や、縄文時代にも漆を塗った土器や生活品があったなど漆工芸について話した。「最近は若い人でも漆をする人が増えてきた。起きて半畳、寝て一畳の場所でもできる工芸」とも。
営業時間は10時30分~19時。火曜定休。11月19日まで。