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春日部のラーメン店「ジャンプ」が冷凍ラーメン販売 自宅でも店の味を

店長の高山竜さん

店長の高山竜さん

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 ラーメン店「ジャンプ」(春日部市南5)が持ち帰りの冷凍ラーメンを販売している。

「冷凍ラーメン」、麺、スープ、作り方なども

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 2013(平成25)年4月30日に開店し、7周年を迎えた同店。店長の高山竜さんは、東京・新橋でラーメン店を運営後、食べ歩きをしていた時に出合ったラーメン店「六厘舎」に入社。同店で修業しながらラーメン店「ジャンクガレッジ」を立ち上げ、7年の勤務後に独立。

 「オープン当時は春日部にガッツリ系のラーメン店は無かった。地域密着型でやっていきたいと思い開店したが、開店当初はガラガラだった」と振り返る。広告は出していなかったものの、来店客が口コミで広げてくれたという。

 看板メニューは、フライドオニオンやチーズをのせる「洋風の味を意識している」という「まぜそば」。のり、かつお節、ネギなどをのせた「和風の味を意識している」という「たれそば」(共に800円)の2品でテークアウトもできる。麺は自家製の平打ちちじれ極太麺を使う。希望があればチャーシュー、味玉などのトッピングを無料で追加できる。「ラーメンがあがる直前に、トッピングをたずねる。お客さんとコミュニケーションが取りたいのでこの形にしている」と高山さん。

 冷凍ラーメンは2種。チャーシューが入ったスープと麺を別袋で冷凍の状態で販売する「冷凍ラーメン」2食セット(1,600)円。ラーメンと辛いラーメンのセット「冷凍ラーメン ハーフ&ハーフ」(1,700円)もある。「新型コロナの影響で売り上げが下がったことや、食べたいが来店できないお客さんもいるので始めた。ゆでたキャベツやモヤシ、刻みにんにくをのせるのがお勧め」とも。

 5月1日から販売開始したところ、毎回完売。通販での販売も考えていたところ、「六厘舎」の社長三田遼斉さんから声が掛かり、複数のラーメン店の商品を販売する通販サイト「お家ラーメン」での販売も開始。

 「通販では1日で250セット完売することがあった。しかしお店での販売に注力したいので、現在通販は休止している。店頭販売も、体制を整えるため5月11日で販売を休止していたが、6月3日から再度販売を始めた」と話す。

 「春日部は、お客さんがほかのお客さんにトッピングの方法を教えていたり、譲り合いをしていたり、人が良いと感じる。以前はイベントも行っていて、今年も7周年のイベントを考えていたが今はできない。新型コロナが落ち着いたら、今まで提供したことないメニューを提供するなどイベントを行いたい」と笑顔を見せる。

 感染症拡大防止対策として、従業員はマスクを着用。カウンターにアルコール消毒液を置き、店内は窓を全て開けて常に換気し、席数を減らしている。

 営業時間11時30分~14時、17時~21時。日曜は11時30分~15時、17時~20時。火曜定休。

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