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春日部「道の駅 庄和」にラーメン新店 中国出身店主、自家製ラー油使う

店主の金野銘清さん

店主の金野銘清さん

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 ラーメン店「麺創屋」が8月16日、「道の駅 庄和」(春日部市上柳、TEL 048-718-3011)の「食彩館」にオープンした。

つけ麺

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 魚介や豚のゲンコツなどを使ったスープのラーメンを提供する同店。店主の金野銘清さんは中国福建省生まれ。「日本には勉強するために来て13年。初めは飲食店でアルバイトなどをしていた。友人が住んでいた春日部に遊びに行ったとき、あまり中華料理店がないと思った。そこで、知人のシェフに手伝ってもらいながら中華料理風の居酒屋を経営していたことがある」と金野さん。

 「自分が生まれ育った福建省では甘口の料理が多く、春日部に来ても料理に違和感は無かった。気候も似ているから住みやすい」とも。4年ほど前、同館にチャーハンなどの中華料理を提供する「春日部飯店」を開いた。隣に別のラーメン店があったが閉店したため、今野さんがラーメン店を開いたという。

 「日本のつけ麺店で5年ほど働いた経験から、当店では日本の味に近づけたラーメンを提供している。中国では自家製のラー油を作ることが多い。当店でも、自家製のラー油を作り、花さんしょうを使うメニューもある。全体的にメニューは辛くはないが、要望があれば辛くもできる」と金野さん。

 ラーメンは、魚介や鶏ガラ、豚の背ガラやゲンコツなどから作るスープを使う。「醤油ラーメン」(600円)、「つけ麺」(750円)、「もやしピリ辛ラーメン」(750円)、「酸辣湯麺」(750円)などがある。

 「このような時期だが、価格は抑えたのでたくさんの方に来て食べてほしい。春日部には8年くらい住んでいる。生活しやすいまちだと思う。これからも自分の料理を提供していきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間11時~19時。

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