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幸手の女性ユニット「ハッピーマザーズ」、母親同士のつながりや情報交換の場提供

(左から)半村静香さんと小川万里子さん

(左から)半村静香さんと小川万里子さん

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 幸手の女性2人のユニット「ハッピーマザーズ」が母親同士のつながりや情報交換の場を提供する取り組みを行っている。

ハッピーマザーズが企画した「おかねのいらないおたから市」の様子

 代表を務める半村静香さんは幸手市で生まれ育った。「大学時代から長く地元を離れ、出産を機に幸手に戻ってきた。子ども支援はあるが、ママたちの支援はあまりない。ママが幸せなら家族が幸せになれると思う。ママが仕事や子どものつながり以外で楽しめる場所があったらいいと思い、小川万里子さんと共に2015(平成27)年にハッピーマザーズを立ち上げた」と振り返る。

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 2人はイベントやマルシェイベントなどを年数回開いていた。2018(平成30)年には、母親たちがイベント出店などを通じ地域で活躍し、地域を盛り上げていくことを目的としたコミュニティー団体「幸手市ママラボプロジェクト」を発足。

 「イベントを企画していく中で、もっと参加者がやりたいことを応援し、ママたちの居場所づくりがしたいという思いが生まれた。ママラボでは、『誰々ちゃんのママ』『誰々さんの奥さん』ではなく、子育てしながら頑張っているママ同士がつながることができ、活躍できる場」と半村さん。

 その後母親同士のつながりづくりや気軽に情報交換できる場として、LINEグループを開始。半村さんは「引っ越してきたばかりの人や、子どもの学校つながり以外でのつながりづくりの場として作った。連絡網みたいなもの。皆、人と会って話すことなどを求めている。コロナ禍での、いろいろな場所の学校情報を知ることもできた。子どもを遊ばせる場所などの情報もあった」と話す。

 現在LINEグループには、幸手市内をはじめ久喜市や栗橋町、や茨城県の境町、古河市などから約70人が登録。コロナ禍でも、できる範囲で小さなワークショップなどを不定期で開催。せっけん作りなどのワークショップなどを開いている。

 古河市から参加している女性は「楽しいことが好きで、新しいことが知りたいと思い参加したのがきっかけ。これまではワークショップに参加するために東京まで行っていたが、こんなに近くにあった。初めは知り合いがいなかったが、受け入れてくれ、深い話もできるようになった。一人の女性としていられ、子連れで来ても自分が自由に楽しめる場所」と話す。

 半村さんは「口コミで参加者が増えている。遠くから参加している人もいる。活動する場や情報共有の場を欲しがっている人がたくさんいると思うので、幸手市外にもママラボを広げて、ママたちが地域の知り合いを増やしたり、楽しく過ごせたりする機会をつくっていけたら」と笑顔を見せる。