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春日部の「地下神殿」を食で表現 市内19店が観光誘致のため特別メニュー提供

「地下神殿カレー」を持つ持木一剛さん

「地下神殿カレー」を持つ持木一剛さん

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 首都圏外郭放水路(春日部市上金崎)の観光客に春日部市内を回遊してもらおうと、市内飲食店が10月1日から「首都圏外郭放水路おもてなし特別メニュー」を展開している。

真横から見た「地下神殿カレー」

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 中川・倉松川・大落古利根川などの増水した水を江戸川に流し、洪水を防ぐ防災施設「首都圏外郭放水路」。立坑から洪水を取り込み、水の勢いを弱めてスムーズに江戸川へ流す役目の調圧水槽には、1本500トンの巨大柱が59本あり、神殿のように見えることから通称「地下神殿」と呼ばれている。

 春日部市観光協会 主査の鈴木涼香さんは「首都圏外郭放水路に訪れた観光客の方から『せっかく春日部に来たので、春日部のおいしいものを教えてもらいたい』という声があった。これまではお薦めの場所などをきちんとした形で紹介していなかったことや、特別メニューを開発して少しでも市内を回遊し楽しんでもらえたらと思ったことから企画した」と話す。

 同観光協会が企画し、市内の飲食店19店が地下神殿をイメージしたメニューを開発し展開。メニューは「地下神殿カレー」「龍Q館(りゅうきゅうかん)グルメ」「龍Qトルコライス」「地下神殿ピンチョス」「地下神殿カフェメニュー」「地下神殿 春日部をお持ち帰り」の6カテゴリーから成る。

 「地下神殿カレー」を提供している居酒屋レストラン「ヤマヤ東口本店」(春日部市粕壁1)の代表持木一剛さんは「お客さまから『昔ながらの味』と言われ人気のカレーを使い、ご飯とカツとルーを通常と上下逆にして、地下神殿を表現した。ご飯で地下神殿の柱を表現していて、ご飯を型に入れた後に手で握り直して崩れないように強くしている。上にカツをのせても倒れないようにするのは大変だが、このメニューが地域のためになればと思う」と話す。

 このほか参加店は「ティールーム花時計」「珈琲処(コーヒーどころ)ふなこし」「Kitchen HARU」(以上中央6)、「cafe音と共に」「Pura-Vida」(同中央5)、「エバーチャイルド」(中央2)、「たつ吉」(小渕)、「めん房朝日屋」(藤塚)、「蕎麦(そば)カフェ竜人」(大衾)、「レストランピノ」(南4)、「海鮮割烹(かっぽう) 魚元」(牛島)、「和風レストランむさし」(大場)、「cafe & dining CAT BASE」(小渕)、「壽亭(ことぶきてい)」(藤塚)、「キオラコーヒーロースタリー&カフェ」(大沼3)、「季寄せ料理 暖歩」(中央1)、「沖縄家ゆんたく」(豊町5)、「広島流お好み焼き七夜」(牛島)。

 鈴木さんは「地下神殿の竜をエビで表現するなど春日部ならではのメニューをはじめ、春日部産の野菜や春日部名物の藤うどんをメニューに使っている店もある」と話す。

 「今後は『首都圏外郭放水路おもてなし特別メニューマップ』も製作する。市内で食事やお茶をしたり、ピンチョスを酒のつまみにしたりするなど楽しんでもらえたら。今後も参加店を増やし、盛り上げていけたら」と力を込める。

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