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春日部・ふじ通りの藤が見頃 1キロに及ぶ藤棚で花の甘い香りも

ふじ通りの藤棚には、7種200本以上のフジがある

ふじ通りの藤棚には、7種200本以上のフジがある

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 春日部市のふじ通りの藤の花が開花し、見頃を迎えている。

赤色と紫色の「共演」も

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 1973(昭和48)年、旧春日部市制施行20周年を記念し、市の花に制定された「藤」。1979(昭和54)年度・1980(昭和55年)度の区画整理事業の一環として、同通りに藤棚を設置した。

 同通りには道路両側の歩道約1キロにわたり、「シロカピタン」「アカカピタン」「ムラサキカピタン」「クチベニフジ」「コクリュウフジ」「ムラサキナガフジ」「シロナガフジ」の7種類の藤が植えられている。

 同藤棚は、道路管理課担当職員が40年にわたり管理している。同課担当者は「全種が満開になっている。気温によるが、朝昼の気温が低ければ1、2週間程度は持つと思う。今週が見頃で週末には花が散り始めるところもあるのでは」と言う。

 市民に人気がある同藤棚を延長させる構想もある。市は鉄道高架化と一体となったまちづくりを進めるための基本となる計画を2021年3月に策定。現在、駅から市役所通りまでは藤棚がないが、「ふじ通りと連続性のある景観づくりを考えており、具体的な検討を今後進めていく」(鉄道高架整備課担当者)という。

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