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春日部のパン移動販売車「サンパ」閉店へ 「新たな形で再スタート」に意欲も

橋本行正さんと移動販売車

橋本行正さんと移動販売車

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 春日部の移動販売パン店「サンパ」が4月16日、閉店する。

約70種類のパンが販売車に並べられる

 「コンテジャポン」の社長の橋本行正さんが「サンパ」として2015年8月にオープンした同店。「ミルクフランス」や「カレーパン」など常時約70種類のパンや洋菓子1000個ほどを、週3回市内を回るコースで販売していた。

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 同移動販売車の前身というパン店「ポンデザール」は1973(昭和48)年に創業。「レモンパン」や「スクランブル」などを販売し、多くの人が買いに来ていたが2012年に閉店。ポンデザール創業者の橋本永夫さんの長男、行正さんが父親の意思を引き継ぎ、同移動販売車でパン店を経営していた。

 行正さんは「フランスの三ツ星レストラン『ルキャキャルトン』でパンや洋菓子を学ぶために修業に行った」と話す。行正さんの妻の多佳子さんは「移動販売するパンは、まず主人が一人で夜中の0時に作業を開始する。そのあとにスタッフが入り朝の10時まで5人ほどで作っていた」と話す。

 橋本さんは「前身店舗のポンデザールやポンデザールの移動販売、サンパにもたくさんの方が来てくれ、SNSでも応援していただいたが、新たな形でパンの提供に向け始動しており、閉店することにした。再スタートの内容はまだ明かせないが、お伝えできるようになったらお知らせしたい」と話す。

 来店客の一人は「ミルクフランスが好き。硬さも味も好み。時々無性に食べたくなる。閉店と聞きショック」と話す。移動販売車の前では閉店を惜しむ客が長い列を作っていた。

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