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春日部に次世代農業とロボティクス研究開発を行う「春日部みどりのパーク」開業

テープカットの様子

テープカットの様子

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 春日部市の「春日部みどりのパーク」(神間)で4月22日、グランドオープン記念式典が開かれた。

犬型の四足歩行ロボットが登場

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 「春日部みどりのPARK共同事業体」が、旧富多小学校跡地に開業した。同共同事業体は、農業用ハウスや水耕栽培の設備設計・販売などを行う「JPP」(春日部市)を代表構成員とし、ドローン事業などを行う「セキドパートナーズ」(東京都港区)、VRコンテンツ制作などを行う「積木製作」(東京都中央区)、主要食糧の加工およびその販売や農林水産業関連機器製造開発などを行う「但馬米穀」(兵庫県富岡市)で構成される。

 同共同事業体代表のJPPの村田聖会長は「技術などを検証し、開発していく。地域の農業に貢献できるよう共同事業者と取り組んでいく。春日部市を農業の先端地域として、日本を代表するような場所にしていきたい」とあいさつを述べた。

 岩谷一弘春日部市長は「126年の伝統と歴史がある旧富多小学校が新しく生まれ変わったのはうれしい。数々の研究などは、地域や本市にとって、素晴らしい波及効果が見込まれる。引き続き連携し、市の農業施策の発展に努めていきたい」と話す。

 未来型施設栽培農業ハウス、スマート農業機械、空中・水中ドローン、再生可能エネルギー活用型の電源などの研究・開発を行い、市民や農業生産者、研究者などを招待して、見学会やスクール、講習会、体験会などのイベント活動も行っていくという。

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