暮らす・働く

春日部・旧富多小学校跡地は農業研究施設へ 次世代農業や再生可能エネルギー研究

完成予想図イメージ(画像はイメージであり、実際とは異なる場合があります)

完成予想図イメージ(画像はイメージであり、実際とは異なる場合があります)

  • 103

  •  

 春日部市は「春日部みどりのPARK共同事業体」と「市有財産賃貸借及び旧富多小学校跡地活用に関する契約」を8月23日、締結した。

太陽光発電イメージ(画像はイメージであり、実際とは異なる場合があります)

[広告]

 2019(平成31)年3月に閉校し、126年の歴史に幕を下ろした旧春日部市立富多小学校。その跡地を有効活用するため、活用を希望する事業者を募集し、選定、協議の結果、「春日部みどりのPARK共同事業体」と契約締結した。

 同共同事業体は、農業用ハウスや水耕栽培の設備設計・販売などを行う「JPP」(川口市)を代表構成員とし、ドローン事業などを行う「セキドパートナーズ」(東京都港区)、VRコンテンツ制作などを行う「積木製作」(東京都中央区)、主要食糧の加工およびその販売や農林水産業関連機器製造開発などを行う「但馬米穀」(兵庫県富岡市)で構成される。

 未来的ロボティクス技術を活用した次世代農業、再生可能エネルギーを活用したBCP対策の研究開発などを行う農業研究施設で、施設名を「春日部みどりのPARK」とし、2022年春の開設に向け、今後整備などを行う。

 主な事業の内容は、施設栽培型農業用ハウスの研究・開発、無農薬屋内水耕栽培技術の研究・開発、次世代スマート農業機械の研究・開発、農業用ドローンおよび水中ドローンの研究・開発、オフグリッド(太陽光発電)の研究・開発。

 事業以外では、研究内容についての講習会やドローンスクールなどのイベント開催や、災害時の避難所、選挙の投票所としての活用を予定している。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース