春日部市大沼に9月27日、スペシャルティランクの豆を自家焙煎(ばいせん)したコーヒーを提供する「KiaOra COFFEE(キオラコーヒー)」(春日部市大沼3、TEL 048-797-8828)がグランドオープン。
杉戸と越谷レイクタウン駅前に店を構えていたが、この度杉戸店を閉め、春日部に移転。中学生の頃からコーヒー好きだった店主オーナーの吉田博之さんは25歳でオーストラリアに渡り、編集の仕事や飲食店の立ち上げなどに関わっていた。後にニュージーランドで生活していたが、日本で編集の仕事をするため2011年に帰国。
しかし、東日本大震災の影響で予定していた仕事に就けなくなった。そんな時にタリーズコーヒージャパンの日本創業者の一人である中澤美貴さんとの出会いや、さまざまな縁があったこと、元々飲食店の立ち上げを経験していたこともあり、カフェを開くことになった。
ニュージーランドで長年生活していた吉田さんは、独自のコーヒー文化があるニュージーランドのコーヒーメニューも店に取り入れている。例えばエスプレッソをお湯で割った「ショートブラック」、きめ細かく泡立てられたミルクでエスプレッソを割った「フラットホワイト」はニュージーランドコーヒーの代表格。あわせてハンドドリップで入れたコーヒーも提供している。
吉田さんは、コーヒーの知識が豊富でコーヒーマイスターの資格を持つスペシャリスト。豆にこだわり、コーヒー生産量の上位5%しかないとされるスペシャルティランクの生豆を自家焙煎している。
営業時間は10時~19時。不定休。