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春日部駅高架化、仮駅舎や仮線路用地の工事進む 地下道の延長も

建設中の仮駅舎

建設中の仮駅舎

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 春日部駅付近の連続立体交差事業の関連工事として現在、複数の工事や建設が進んでいる。

第126号踏切と第127号踏切の間

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 同駅東口改札側では、昨年2月にコンビニエンスストアやパン店が入居していたテナントビルの解体撤去工事を行い、今年6月には残るテナントビルの解体撤去工事を行った。同所では仮駅舎の建設が進み、現在は内装や電気工事などを行っている。仮駅舎は2022年度中に稼働予定で、その後現在の東口改札の建物を解体撤去する。

 同駅東口駅前広場は、工事の影響で道路や歩道が狭くなるため、一部の歩道の拡張や道路の移設など暫定的な改修工事もしている。

 伊勢崎線上り仮線路を設置するため、富士見町地下道を延長する工事を行っている。東口側の地下道出入口付近の道路下埋設物を移設し、現在は土留め掘削工事を行っていて、新たな階段を設置する。工事完了は来年夏ごろを予定。

 このほか、春日部駅東口側に仮線路を設置するための路盤工事をしている所もあるなど複数の場所で関連工事が進んでいる。埼玉県鉄道高架建設事務所の担当者は「線路を東口側に設置することが高架化の第1段階。来年度以降は伊勢崎線上り線の仮線路工事を進めていく」と話す。

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