第91回選抜高等学校野球大会への出場が決まった春日部共栄高校(春日部市上大増新田)の部員や関係者が2月12日、出場報告で春日部市長らを表敬訪問した。
1月25日、22年ぶりの春の甲子園出場が決まった同校。夏の甲子園も含めると8回目の出場となる。野球部員と関係者22人が市役所を訪れると、正面玄関に並んだ石川良三市長をはじめとした市役所職員や市民ら約150人が拍手で出迎えた。
市役所1階市民ホールで甲子園出場報告会が行われ、宇野禎弘校長は「粘り強い最後まで諦めない共栄らしい野球を見せると思う。市民の皆さまの期待に沿えるよう万全の準備をして本番を迎えたい」と話した。その後、石川良三市長らがあいさつし、目録や花束、「春日部共栄 必勝」と書かれた必勝だこを贈った。
植竹幸一監督は「激励をありがとうございます。春日部市の方々からパワーをいただきながら戦っていきたい」と話し、石﨑聖太郎主将(2年)は「埼玉県の代表、春日部市の代表として最後まで諦めず全力でプレーし、優勝旗を持ち帰るよう精一杯戦いたい」と力強く意気込みを語り、大きな拍手が起こった。