マルシェイベント「大袋ファミリーフェスティバル」が6月2日、越谷の大袋幼稚園(越谷市大竹)で開かれる。
イベントの実行委員は、それぞれ地域でマルシェイベントの主催などをしている渡邊裕子さんと大里美由紀さんが務める。渡邊さんは、パン店「おやつ工房ひびのや」(袋山)の店主。2018(平成30)年1月、パンの販売に加え、知り合ったハンドメード作家の作品を店内で販売し始めた。知り合う作家が増えてきたことから、手作り雑貨やフードを販売するマルシェイベントを近くの自治会館で開くようになったという。
大里さんは大袋育ち。ポーセラーツの教室を開いたり、ハンドメードマルシェを主催したりするなどしていた。大里さんが渡邊さんの店に足を運んでいたことで2人は知り合ったという。大里さんは「昔に比べてまちに活気がないので、『まちを盛り上げられたら』と渡邊さんと話をしていた。2人で力を合わせたら大きなイベントができるのではと思った」とイベント開催のきっかけを話す。
当日は地元を拠点に活動する作家や近隣の飲食店などが出店する。ハンドメード雑貨を販売したりワークショップ開いたりする27店、ネイルや整体などのサービスを提供するのは3店、パンや焼き菓子、ローストチキン、おにぎり、弁当やコーヒーなどの飲食を販売するのは、キッチンカーを含め17店。
渡邊さんは「大袋のまちが元気になってほしい。1回のイベントでまちが盛り上がるわけではないので、継続して楽しくイベントを開いて、『ずっと住んでいたい』と言われるようなまちにしていけたら」と力を込める。
開催時間は11時~16時。