第52回春日部夏まつりが7月13日、2日間の日程で始まった。
毎年7月の13日に最も近い土曜と日曜に行われる祭り。江戸時代に宿場町として栄え、市が開かれていたかすかべ大通り周辺で、市神(市場を守る神様)として祭られていた八坂神社の祭礼がルーツとされる。昨年は4年ぶりに通常開催し、2日間で延べ25万人(主催者発表)が訪れた。
13日は17時30分から開会式が行われ、春日部夏まつり実行委員長の並木素生さんが「52回を迎えた歴史ある夏まつり。歴史、文化をさらに伝承して、これからも皆さんと共に盛大に開催していきたい。大いに楽しんでもらえたら」とあいさつした。
開会式終了後、各町会代表が集まり、宮本町町会みこし責任者の野澤栄一郎さんが音頭を取って手締めをした。その後、流し踊り、和太鼓競演、よさこいソーラン、18時からは22町会のみこしによるパレードが行われた。
22町会のみこしは、匠大塚春日部本店前から順次出発。気温28℃で、時折小雨の降る中、担ぎ手たちは威勢のいい掛け声を発しながらみこしを担ぎ、かすかべ大通りを練り歩いた。沿道から見守る観客は声援を送り、通りは活気に満ちていた。
14日は、17時10分から流し踊りと和太鼓の競演、17時40分から山車パレード、18時からは24基の大人みこしパレードを行う。雨天決行、荒天中止。