第38回南越谷阿波踊りの前夜祭が8月23日、越谷コミュニティーセンター(越谷市南越谷1)の大ホールと同施設前のショッピング広場で行われた。
1985(昭和60)年に始まった南越谷阿波踊り。昨年は越谷を中心に64連が参加。全11の会場で、3日間延べ6000人の踊り手が出演し、72万人(主催者発表)の観客が集まった。
前夜祭には地元から6連が参加し、舞台踊りや組踊りを披露。会場には多くの観覧者が集まり、踊りに見入っていた。
8月24日、25日に本祭を開催する。地元や近郊、徳島県からの招待連も含め全68連が参加。東武スカイツリーライン新越谷駅とJR武蔵野線南越谷駅の周辺に、西口駅前通り演舞場、西口南通り演舞場、南越谷中央通り演舞場、東口南通り演舞場、舞台踊り会場(大ホール・小ホール)、組踊会場、駅前組踊り会場の全7会場を展開する。
南越谷阿波踊り振興会広報委員長の片平貢丈さんは「昨年よりも参加連が増え、コロナ禍前のようなにぎわいが戻りつつある。流し踊りだけではなく、ゆっくり座って見られる舞台踊りがあることや、本場徳島の招待連が見られるのも魅力だと思う。越谷の一大イベントに足を運んでもらえたら」と呼びかける。
本祭は両日とも、大ホールでの舞台踊りは14時から、流し踊りは17時10分から。25日には、ショッピング広場で阿波踊りコンテストも行う。