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春日部で生まれ育った店主がパン店で独立 「にぎわい取り戻す一助に」

(右から)大塚和さん、スタッフの徳江美幸さん

(右から)大塚和さん、スタッフの徳江美幸さん

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 春日部にパン店「nico.1(ニコイチ)」(春日部市粕壁東3、TEL 080-4128-0251)が10月23日、オープンする。

プリンパン(関連画像)

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 店主の大塚和さんは農学部出身でパンメーカーに就職し、仕事を通してパンを作る楽しさを知ったという。1級パン製造技能士を取得したものの、監督職になりパン作りの現場から離れてしまったため退職。40歳の節目の年に、独立に踏み切ったという。

 生まれも育ちも春日部の大塚さんは「春日部は程よく緑があり、都会過ぎず住みやすい。最近は人口が増えず、東口は寂しくなったと思う。かつては日光街道の宿場町としてにぎわいがあった春日部に、再びにぎわいを取り戻す一助になれたら」と思い、同所に店を開いたという。店舗面積は約8平方メートル。店名には、「お客さまがパンを食べて笑顔になるのが一番」と「お客さまと店は2つで一つ」という意味を込めた。

 食パン、フランスパンなどのハード系のパン、総菜パン、菓子パンなど常時40種類ほどを販売。「カンパーニュ」(340円)、「ソフトベーコンエピ」(290円)、「イチジクとクランベリーのカンパーニュ」(300円)、「クロワッサン」(280円)、「プリンパン」(340円)などがある。

 大塚さんは「パンを作っている時間が好き。『こんな商品を作ったらお客さまが喜んでくれるかな』などと考えながら製品開発する時間も楽しい。ゆくゆくは春日部にちなんだ商品も作りたい」と意気込む。

 営業時間は10時~18時。日曜、第1・3・5月曜定休。

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